港湾労働者だけでなく、貨物ドライバーにも影響あり(2019年4月17日)

港湾労働者の労働条件向上は賛成ですが、ストライキをしていたのですね。
朝日新聞デジタルからの引用です。

港湾労組、GW中もストライキの可能性 賃金改善を要求
高橋尚之 2019年4月17日00時02分

 全国の港湾労働者でつくる産業別の労働組合で、14日朝から48時間のストライキを実施した全国港湾労働組合連合会(全国港湾、約1万6千人)と全日本港湾運輸労働組合同盟(港運同盟、約1200人)が16日に記者会見し、2019年春闘の賃金改善要求に経営側が回答を拒否し続けた場合、4月末からの10連休中にもストに踏み切る考えを表明した。

全国港湾労連がスト突入 全国の港で積み下ろしできず
 両労組は経営側の日本港運協会に対し、業界内の労使交渉の基準となる「産別最低賃金」の引き上げを要求している。15年春闘では月16万4千円で妥結したものの、協会側は翌16年から「独占禁止法に抵触するおそれがある」として、3年連続で回答を拒否した。

 そのため両労組は、中央労働委員会にあっせんを申請。中央委は今年2月15日に「独禁法上の問題にはならない」とのあっせん案を示したが、協会側が要求に応じるきざしがないとして、22年ぶりとなる平日をふくむストに踏み切った。

 独禁法を理由とした回答拒否は…

https://www.asahi.com/articles/ASM4J55H4M4JULFA021.html?iref=comtop_list_biz_n02

港湾労働者の労働条件向上には賛成です。
物の輸出入の90%以上が海上輸送といわれていますので、国際貿易の要所であります。海上輸送なので世界各地の天候や政治状況の影響を受けており、不安定な労働条件であったり、危険な作業があったりと、問題山積であることは確かです。

しかし、港湾労働がストップすると、それを運ぶ貨物運輸分野にも甚大な影響があります。
ただでさえ品川ふ頭周辺の大通りには海上コンテナ輸送トラックが荷積みの順番待ちの行列ができています。よく見えるところでは、品川の入国管理局周辺。3車線ある道路の一番右車線には大型トラックが駐停車していることが珍しくありません。というより日常風景です。

貨物船の運行状況により荷積み作業が何時に開始できるか未定であり、そのため異常なくらいの海上コンテナトラック運転者の待機時間になります。海上コンテナトラック運転手も当然として、労働基準法の適用があり、自動車運転者には、1日・月間・年間の拘束時間、日々の休息時間、連続運転時間等の労働時間規制がありますが、遵守できているとは限りません。

だからといって荷主は、交代運転者を含む運転者2名分の料金を支払うことはなく、運転者に対して健康面や運送会社に対して金銭面での負担を押し付けられているのです。

自動車運転者、中でも貨物輸送運転者は長時間労働、時間単位での低賃金、過酷な作業等で人材確保が極めて困難になっております。

運輸業界維持のためにも、荷主側に対して規制をかけることも必要でしょう。

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