運送業者を長時間待機させているカルビー会長が喝!長時間労働が日本をダメにしてきた(2015年12月23日)
長時間労働に関する記事がダイヤモンドオンラインに掲載されています。
「 カルビー会長が喝!長時間労働が日本をダメにしてきた」
記事が長いので一部を抜粋します。
…「 カルビーでは「仕事が終わったら早く帰りなさい」と盛んに言っています。早く帰って知識や教養を身に付けたり、家族と過ごす時間を大切にしたり、健康でいるために努力したり、そうしたものを蓄積してこそ、魅力的な人間になっていくのです。そういう魅力的な人間から、いい知恵や、次の新しいことが生まれるのです。」・・・
http://diamond.jp/articles/-/83598
会長さんよく言いますね。
私のお客様で、埼玉県東松山市にあるカルビーの工場の運送業務を受託している運送会社がありますが、長時間待機させられています。工場の従業員は休憩時間や昼休みをとっている間も待機させられています。待機時間は労働時間ですので賃金が必要になるうえに、拘束時間が長くなり、残業代が発生することにつながります。さらに、労働基準監督署や都道府県運輸支局から厳しい指導を受けます。
近隣のコンビニ、ホームセンター、食品スーパーの駐車場ではカルビーさんの待機車両が多数駐車しています。
この現状を認識したうえでの、この長時間労働発言でしょうか。
何もこれはカルビーに限ったことではなく、メーカーの工場内の効率化を徹底した結果、しわ寄せはすべて協力会社にきています。
自社さえよければ他社の労働条件はどうでもいいのでしょうか?