スマートフォンで見られるホームページがないと求人採用はできません
「ハローワークに求人票を出したり、新聞折込にも求人広告を出したのに、全然問い合わせがないんだよね・・・」
ということを耳にします。
私は、「スマートフォンで見られるホームページはありますか?」と聞きます。
すると、求人採用に困っている会社の多くがスマートフォンで見られるホームページを持ってません。
なぜかというと、製造業や運送業では多重請負構造に組み込まれて、発注元が固定していて発注元会社の一部署になっていたりするので、ホームページが無くても仕事を受注できるのため、ホームページの必要性を感じないという会社が多いようです。
しかし、営業用としてだけでなく、採用対策としてもホームページは必要です。
《スマートフォンで見られるホームページがないと求人採用はできません》
ハローワークの求人票や新聞折込の求人広告を見た人は、必ずといっていいほどスマートフォンを手に取り、気になる会社を会社名で検索するのです。そこで会社のホームページが出てこないと問い合わせや応募しません。
スマートフォンで見られるホームページがないと、存在しないのと同じです。
「以前は電話がかかってきたのになあ」といっても、今は違うのです。
現在、20歳から65歳でパソコンを個人的に持っている人はそれほど多くはいませんが、スマートフォンを持ってない人はほぼいないでしょう。若者(20、30代)に限っては、テレビは持っていない人はいても、スマートフォンを持ってない人はいないともいわれています。
スマートフォンがあれば仲間との連絡は当然として、電車に乗れたり、買い物できたり、現金を持ち歩かずに済み、音楽を聴いたり、テレビも見られる、雑誌やマンガも読める、ニュース速報も気象情報も入手可能。何かを知りたければ、まずはスマートフォンで検索。
そんなご時世ですから、中小企業の採用にもスマートフォンで見られるホームページが必要不可欠です。
スマートフォンで見られるホームページがないと、存在しないのと同じです。
会社でも、売り込み先から問い合わせがあったり、新しい取引先ができそうになると、まずは検索してみますよね?
仕事を探している人も同じです。
何をしている会社なのか?
どんな社長なのか?
どこにある会社なのか?
どんな機械や設備を使っているのか?
どんな人たちが働いているのか?
が分からなければ求人に応募しようとは思いませんよね。
《最低限これは必要》
製造業や建設業や運送業では、会社で使っている工作機械や重機やトラック 等の設備を写真入りで見せます。 なぜ写真を入れるかというと、使っている設備を見れば自分でもできる、こういう機械や車両で仕事がしたいという人が気に留めてくれます。
さらに、 会社の写真、社長の顔写真と社長の挨拶 、会社の製品、それと可能であれば 取引先の名前(許可をもらって)を挙げられれば効果的です。 取引先の名前をあげる意味は 安定的な仕事をしているということを示します。
従業員の集合写真や仕事の風景も効果的。
どんな人が働いているんかは誰もが気になります。
顔出し写真は苦手という人でも、今(2023年9月)ならマスク着用での写真でも違和感はありません。
《若者を採用するには》
若者を採用するには、さらにもうひと工夫。
社員の年齢構成別人数を円グラフや表にして見せたり
育児休業の取得者が何名で、復職者が何名
男性の育児休業取得者が何名で、取得期間が何ヶ月何日で何名復職
介護休業取得者が何名で、復職者が何名
いうこともホームページで発表します。
若い社員、特に女性を採用したい時には今、育児休業に関する情報発信が効果あります。
《会社を知ってもらうために》
何のためにホームページを作成するのでしょうか?
会社を知ってもらうためです。
スマートフォン対応のホームページがないということは応募者からすると、この世の中に存在しない会社なのです。
まずは、何はなくともスマートフォンで見られるホームページを作成して、会社を知ってもらってください。
作成に何十万円、維持費が毎月何万円もするものでなく、無料のホームページ作成ソフトで結構です。まずはスマートフォンのホームページを作りましょう。
《スマートフォンで見られるホームページに必要な内容》
・地図
・会社の外観、事務所内や工場内の様子の写真
・使用している機械や車両の写真
・社長挨拶
・従業員の写真
最低でもこの程度は必要です。
ホームページは作ってからが重要で、最低でも月に1回は更新しましょう。
今月の業務実績でも、社長あいさつでも、従業員のコメントでも、社内会議の様子でも、写真の追加でもよいのです。
更新が止めっていると会社も止まっている印象を受けます。
定期的に更新してください。
《結論》
スマートフォンで見られるホームページがないと、存在しないのと同じです。
早急にスマートフォンで見られるホームページを作成してください。
作ったら最低月1回は更新してください。