無断欠勤を放置しておくと大変なことになる

「今日で無断欠勤連続5日ですので就業規則により解雇したいのですが、出来ますよね?」

といご相談が毎年あります。

私の回答は
「たしかに就業規則にはそうような記載がありますが、
無断欠勤した日から今まで、会社は本人に連絡しましたか?
連絡取れないならば自宅に行ってみましたか?
家族や友人を通して連絡を取ってみましたか?
警察に相談してみましたか?
消防署に救急車出動の確認をしましたか?
アパートのオーナーさんや不動産会社に相談しましたか?

無断欠勤だからといって自動的に解雇できるわけありません。
本人と連絡を取るように努力してみてください」

と答えます。

 

会社にしてみれば本人が出社しないのは職務放棄でしかないので解雇出来ると思いますが、現実はそんな簡単ではありません。

もしかしたら急病で入院して会社に連絡出来なかった、何らかのトラブルに巻き込まれたということもあり得ます。

出勤させるための努力を繰り返して、それでも出勤しないなら解雇も可能でしょうが、就業規則で定める無断欠勤日数に達するまで何もしないというのは会社の努力不足になってしまいます。

 

会社が、無断欠勤を放置しておくということは、無断欠勤を認めていることと捉えられてしまいます。

無断欠勤を認めないためにも、無断欠勤初日から、本人と連絡を取ったり、自宅に訪問してみたりしなければなりません。

そうは言っても無断欠勤するような人はほぼ確実に退職します。
そのつもりで無断欠勤するのですから、本人に「会社続けるのか? 辞めるのか?」と聞くと「辞めます」と答えますので、あえて解雇することもないでしょう。

もう一度繰り返します。

「本人と面談してください。会えるまでしつこく電話したり訪問してください」

無断欠勤者と面談すると、9割以上の確率で自己都合で会社を退職します。

無理に解雇して、後になって不当解雇だと騒がれるよりも、勤務継続の意思確認で自己都合退職してくれた方が会社にとって良いです。

もちろん面談時には高圧的な言動で自己都合退職に導くことはやめてください。

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