社内で暴行事件だなんて、まだこんなことしているの? (2019年11月28日)
いまだに、社内で暴行事件だなんて。
YOMIURI ONLINEから引用
「また言い訳か」ヤマト営業所の従業員、どなり蹴る動画が拡散
2019/11/28 09:41
ヤマト運輸の営業所で従業員が同僚を暴行する様子を映した動画が、ツイッター上で拡散されていることがわかった。同社は福岡県内の営業所だと認め、「詳細を確認し、厳正に対処したい」としている。動画では、一人が「また言い訳か」とどなり、相手の太ももを蹴る様子などが映されていた。同社によると、26日に動画を確認。社内調査で、福岡県内の営業所を撮影したもので、2人とも従業員だと判明したという。同社は暴行の事実などについて、「個別の従業員に関わることなので回答は控えたい」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20191128-OYT1T50137/
ただでさえ世間の風当たりが厳しい運輸業界です。
しかも事件の会社は業界代表のヤマト運輸。
加害者は、他社では使ってもらえないことを認識しているので、自分の居場所を確保するために、日夜部下や後輩に当たり散らしハラスメントまがいの教育指導。挙句の果てには退職に追い込む。
他社で働ける能力のある人たちは見切りをつけて退職。
残された者には、退職者のしわ寄せで今まで以上の仕事量の増加、責任倍増。
さらなる教育指導まがいのハラスメント。
そして退職という悪循環が待っているのです。
経営者は人手不足を嘆くより、この手の加害者に対して厳しく対応しなければなりません。
いつまでも先輩風吹かせて、いやな仕事を押し付けているとすぐに退職しますよ。
良い人材ほど早期に退職します。特に若い人ほど。
よく、「最近の若い者は、すぐに退職する。全くやるきが見えない」といいますが、若者が永く勤められない職場環境にも問題があるのではないでしょうか。
加害者に対して毅然とした態度で対応するには、しっかりとした服務規定や懲戒規定が記載されている就業規則が不可欠です。