給料を上げたいなら社長に交渉してみたら(2024年7月25日)

給料を上げたいと考えている方は、社長や上司に交渉することを検討してみてはいかがですか?(中小企業限定)

「実質賃金26カ月連続減 過去最長を更新 基本給は31年ぶりの伸び」(2024年7月8日の朝日新聞)

 

2年以上実質賃金が減少を続けてます。物価の上昇が賃上げを上回ることで、実質的な収入が減少している状況です。給料が上がったとしても、物価の上昇によって生活が苦しくなるという方も多いのではないでしょうか。

そこで、中小企業の従業員が給料を上げることを考えてみましょう。

 

よくテレビの街頭インタビューで「給料上がりませんよ」と笑いながら答えている会社員がいますが、おそらく会社に対して賃上げ交渉をしたことがないのでしょうね。今の時代、交渉しなければ賃上げが実現できませんよ。黙ってても給料が上がったのは平成。
本当に給料を上げてもらいたかったら交渉してみましょう。

 

【どうしたら給料が上がるかを社長や上司に聞いてみる】
社長や上司にどうしたら給料が上がるかを聞いてみてください。
そして具体的な行動を教えてもらいます。
「社長、どうしたら給料が上がるのでしょうか? 具体的に教えてください」と質問してみたらいかがですか。

よくある回答は「頑張れば給料が上がる」とか「成果を上げれば給料が上がる」とか「高評価を取る」と答える社長さんが多いでしょう。

それでは「頑張る」、「成果」、「高評価」とは何ですか?  具体的にはどうすればいいんですか? を納得いくまで聞いてください。 具体的な行動がわかるまで聞いてください。

「頑張る」や「成果を上げる」や「高評価を取れ」といった抽象的な言葉ではなく、具体的にどのような行動が評価につながるのかを尋ねることが大切です。

例えば、「どのような成果が求められていますか?」「評価される具体的な行動とは何ですか?」といったように、具体的な質問をすることで、目標を明確にし、より効果的な行動計画を立てることができます。

もし、具体的な行動を取ったにも関わらず、給料が上がらない場合は、再度上司に相談してみましょう。その際、「〇〇の成果を上げることができましたが、給料への反映はまだ見られません」など、具体的な実績を提示することで、交渉を有利に進めることができます。

 

【個人的な事情を伝えてみる】
個人的な事情を理由に、給料アップ交渉することも一つの方法です。笑い話のように聞こえますが 実際にある話です。
例えば、「子供が進学するため、家計が苦しいです。いくらかの給料を上げてもらえませんでしょうか」とか「 父が老人介護施設に入るのでお金がかかります。いくらか給料を上げてもらえませんでしょうか? 」など、正直に自分の状況を説明することで、社長の理解を得られる可能性があります。

意外とこれ 成功しますよ。
ただし中小企業限定ですが。

もちろん、個人的な事情を理由に交渉する際は、会社全体の状況や、自分の貢献度などを考慮し、無理のない範囲で交渉することが重要です。

 

 

【結論】
給料を上げてもらいたかったら社長や上司に聞いてみる
一人で交渉してみてダメなら、職場の仲間と一緒に交渉してみてください。

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